防犯対策をするには窓から
侵入犯が侵入経路で最も使われるのが、窓だというのをご存じでしょうか。
つまり窓の防犯対策は、大変重要といえます。
今回は、窓の防犯対策についてお話しします。
▼窓から侵入する手口
侵入犯は窓ガラスを加工して入ってきたり、未施錠の窓から入ってきたりと手口はさまざまです。
■窓ガラスを加工して鍵を開ける
侵入犯は、窓ガラスを割ってそのまま入ってくることはあまりありません。
窓ガラスを器用に割って、わずかに空いた隙間から鍵を開ける方法が主流です。
ドライバーで音がしないように小さく割ったり、バーナーなどで焼き開ける方法などもあります。
金槌などで割って大きな音を立てないようにし、周りに気づかれずに入ってきます。
■未施錠の窓から入る
窓は玄関よりも、施錠の意識が低くなります。
侵入犯もその事を理解して、窓から入ろうとします。
特に、2階以上の階だと防犯意識はより薄れてしまいます。
未施錠は、そこに住む住人の防犯における意識が大切です。
▼窓の防犯対策とは
窓の防犯対策には防犯フィルムを貼る・強度の高い窓に取り換える・防犯ブザーを設置する・鍵を2重にする・シャッターや格子を設置するなどがあります。
■防犯フィルムを貼る
防犯フィルムを貼る事で、窓は強化されます。
完ぺきではありませんが、万が一、侵入犯が入ろうとした時には時間稼ぎになります。
侵入に5分以上の時間がかかる場合、侵入犯は諦める傾向にあるため、安価で防犯対策ができます。
■強度の強い窓に取り換える
防犯性の高い窓に取り換える事で、かなり防犯対策ができます。
ワイヤーの入ったガラスや割れにくく加工されたものなど、さまざまな種類があります。
窓の大きさにもよりますが、費用はそれなりにかかってきます。
しかし防犯対策としてはより安心できるでしょう。
■防犯ブザーを設置する
窓ガラスが割れたら、防犯ブザーが鳴るようにしておきます。
防犯ブザーがなれば、ほとんどの侵入犯も諦めるでしょう。
警備会社などのしっかりとしたものも良いですが、安価なものでもそれなりに効果があるといえます。
■鍵を2重にする
鍵を2重にするだけで防犯対策としては大きな効果があります。
鍵が2つある事で、窓を割って鍵を開けようとしてもそう簡単には開ける事は難しくなります。
また、時間稼ぎにもなるため十分な防犯対策といえます。
■シャッターや格子を設置する
費用は掛かりますが、間違いない防犯対策となります。
シャッターや格子がある家は、侵入犯もリスクが高いため、標的にはなりにくいでしょう。
▼まとめ
防犯対策を考えた際、窓の防犯対策をしっかりとする事をオススメします。
中でも、フィルムを貼ったり、2重に鍵を取り付けるなど、簡単にできる事から始めてみてはいかがでしょうか。
当店では鍵におけるプロがお客様の安全をサポート致します。
是非、防犯対策をお考えであれば当店にご相談ください。